一連の高効率を有する画期的かつ信頼性のある産業コンピューター製品の研究、開発および製造にたゆまず専念する世界に知られるリーダーであるAxiomtekは、コンパクトな本体サイズながら幅広いI/Oインタフェースを備えたIntel® Skylake ULTベースのファンレス組み込み型システムである、eBOX565-500-FLを発表いたしました。高効率の組み込み型ボックスPCは、第6世代Intel® Core™ i5-6300UまたはCeleron® 3955Uプロセッサ (正式コード名:Skylake) 搭載、1基の260ピンDDR4-2133 SO-DIMMソケットで最大16GBのシステムメモリに対応します。最大解像度4KのHDMIポート2基は、デュアル独立ディスプレイアプリケーションに対応しています。フレキシブルかつ無動作音の組み込み型プラットフォームは、産業的モノのインターネット (IIoT) ソリューション、デジタルサイネージ、小売店設備、スマートファクトリーオートメーション、シンクライアント、および産業コントローラシステムに最適です。
当社組み込みPM部門のプロダクトマネージャーであるJanney Leeは次のように述べています。「eBOX565-500-FLはIP40仕様のエンクロージャを備え、9 ~ 36 VDCという幅広い電源入力、-10°C ~ +50°C (14°F ~ +122°F) という幅広い温度範囲、さらに最大耐振動性3Gといった特長を備えており、産業環境での信頼性ある使用ができるよう設計されています。そのファンレス設計および優れた放熱ソリューションにより、最適なコンピューティング性能および無動作音での稼働を可能にしています。」 各種ニーズに応えるべく、手のひらサイズの産業組み込み型コンピューターは、サイズが141.6 x 106 x 73 mmで、2基のHDMIポート、1基のRS-232/422/485ポート、1基のRS-232ポート、4基のUSB 3.0ポート、2基のGigabitイーサネットポート、および2基のSMAタイプコネクタおよびアンテナ開口部といった幅広いI/O接続性を提供します。また1基のPCI Express Mini Cardスロットにより、Wi-Fi、3G、またはLTEワイヤレスカードが増設可能です。
加えて、Intel® Skylake ULT SoCベースのボックスコンピューターはデータストレージ用に1基の2.5” SATA HDDおよび1基のmSATAを備えています。ユーザーフレンドリーなフロントアクセス式AT/ATX DIPスイッチにより、ユーザーはカチッと素早く調節が行えます。この省スペース組み込み型システムはJumbo Frame (9.5K)、ウェイクオンLAN (WoL)、PXEリモートブート、さらにチーミングに対応し、Windows® 10, WE8S, WES7およびLinuxと互換性を有します。フレキシブルなインストールに対応すべく、ファンレスの組み込み型プラットフォームはVESAマウント、壁マウントおよびDINレールマウントが可能です。
eBOX565-500-FLは、2017年1月から出荷可能です。製品詳細および価格情報は、jp.axiomtek.com.tw へのアクセスでご覧になるか、当社営業窓口jpmarketing@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
製品の主な特徴
- ファンレス動作でコンパクトサイズ
- 第6世代Intel® Core™ i5-6300Uプロセッサ2.4 GHz/Celeron® 3955Uプロセッサ2.0 GHz (Skylake ULT SoC)
- 260ピンDDR4-2133 SO-DIMMで最大16GB
- 9-36 VDCの広範な入力
- 2 HDMI、2 COMおよび4 USB 3.0ポート
- Jumbo Frame (9.5K)、WoL、PXEおよびチーミング対応