高効率を有する画期的かつ信頼性のある一連の産業コンピューター製品の研究、開発および製造にたゆまず専念する、世界に知られるリーダーであるAxiomtekは、簡単なデバイスとクラウドの接続および産業用モノのインターネット関連開発を加速すべく設計された産業用IoTゲートウェイ、ICO120-83Dがリリースされることを発表いたしました。当製品は、大量の終端デバイスからのデータを収集・転送することが必要なスマート・エネルギーおよびスマート・オートメーション分野を対象に特別設計されました。
Axiomtekの新製品、ICO120-83Dは、Intel® Celeron®プロセッサN3350を搭載しています。組み込み型フィールドコントローラは、1基のDDR3L-1866 SO-DIMMスロットで最大8 GBのシステムメモリに対応します。また各1基のフルサイズPCI Express Mini CardスロットとハーフサイズPCI Express Mini CardスロットでmSATAに対応、さらに1基のSIMソケットでフレキシブルな拡張性能を提供します。わずか31 x 100 x 125 mmというサイズのICO120-83Dは、スペースの限られた設置条件に最適です。IP40準拠の押出アルミニウムおよびヘビーデューティー・スチール構造で耐久性に優れます。このパワフルな産業用IoTゲートウェイは、-20°C~70°Cという幅広い温度環境に耐え、最大2Gの耐振動性を備えています。加えて、本体は12V~24Vという幅広いDC電源入力電圧に対応、過電圧および逆極性保護機能も備えています。
当社プロダクトPM部門プロダクトマネージャ、Gordon Choは次のように語ります。「Axiomtek ICO120-83Dは、エントリーレベルの産業用IoTゲートウェイ分野における理想的なソリューションです。コンパクトな組み込み型ゲートウェイは、大変お求めになりやすい価格で、高い信頼性、フレキシビリティーおよび安定性を実現します。スマート・ファクトリー、スマート・ビルディングおよびスマート・エネルギーといったIIoTアプリケーションにおいて、組み込み型フィールドコントローラは、各種最新デバイスとの接続性を必要とする産業用IoTゲートウェイソリューションとして使用するのに最適です。」
Intel® Apollo LakeベースのDINレールPCには、1基のRS-232/422/485ポート(オプション-1基の増設CANbus)、2基のUSB 2.0ポート、2基のGigabit Ethernet (磁気絶縁保護1.5KV対応Intel® i211ATコントローラ装備)、1基のmSATA、1基のDB15 VGAコントローラ、および1基の8ビットプログラマブルDIOメスコネクタが備わっています。さらに、システムではWindows® 10 IoTおよびLinuxオペレーティングシステムがスムーズに稼働します。また、Axiomtek専用AXView 2.0ソフトウェアに対応し、高性能のデバイス監視およびリモート管理性能も提供されます。
Axiomtek製産業用IoTゲートウェイ、ICO120-83D,は、2017年12月上旬より出荷予定です。製品詳細および価格情報は、当社グローバルサイト www.axiomtek.com へのアクセスでご覧になるか、当社営業窓口 info@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
製品の主な特徴:
- DINレールおよび耐久設計
- ファンレス、ケーブル不要設計
- Intel® Celeron®プロセッサN3350
- 1 COM/ CANbus、2 USB、および2 GbE LANポート
- 8ビットプログラマブルDIOでIoTゲートウェイアプリケーションに対応
- -20°C~+70°Cという広範囲な動作温度
- 12 ~ 24 VDCワイドレンジ電源入力
- OVP、UVP、OCP、RPP電源保護設計
- AXView 2.0高性能産業用IoT組み込み型モニタリングソフトウェア