一連の高効率を有する画期的かつ信頼性のある産業コンピューター製品の研究、開発および製造にたゆまず専念する世界に知られるリーダーであるAxiomtekは、ARM® Cortex™-A7マイクロアーキテクチャ採用で低消費電力Freescale i.MX6ULプロセッサ搭載、堅牢なRISCベースのDINレール産業IoTゲートウェイであるIFB125を発表いたしました。
非常にコンパクトな組み込み型IoTゲートウェイは、重要な産業用IoTアプリケーション各種に対応する即導入可能なプラットフォームを提供すべく設計されました。製品は、-40°C~70°Cという幅広い範囲の動作温度に対応し、最大5Gまでの振動に耐えます。フレキシブルなワイド電圧範囲9V - 48V DC電源入力、かつロック可能なターミナルブロック式コネクタにより、過酷な環境での信頼性が強化されます。RISCベースのIFB125は、無塵コントロールルーム、産業オートメーション、自動化駐車場、交通機関キャビネットなどのリモート制御およびリモートモニタリング管理分野において、高性能で安定した、信頼性の高いテクノロジーを顧客各位に提供いたします。
当社ソフトウェア&ソリューション部門の製品マネージャであるJessie Wu は次のように語ります。「大部分の産業用IoTのニーズに応えるべく、IFB125はLAN、シリアルUSB、およびデジタルI/Oポートを含むマルチ・コミュニケーションインタフェースを備えることで、最大のフレキシビリティーを実現します。産業用IoTゲートウェイには、DDR3-1600仕様のデータ転送速度の256MBオンボードメモリ、およびストレージ用の4GB eMMCフラッシュメモリが搭載されています。この組み込み型IoTゲートウェイプラットフォームには、1基のPCI Express Mini Cardスロットおよび1基のSIMカードスロットが装備されています。さらに通信プロトコルとしてSPIおよびI2Cの両機能対応のDB9コネクタを有し、特定のアプリケーションにも対応します。当社はスマートグリッド、ファクトリーオートメーションを含む各種垂直市場、その他IIoTアプリケーションに対応した最高のパフォーマンスを実現する、耐久性のある堅牢なゲートウェイスイッチを提供してまいります。」
サイズわずか31 x 100 x 125 mmというIFB125には、1基のRS-232/422/485ポート、2基の10/100 Mbps LANポート、1基のUSB 2.0ポート、1基の2-IN/1-OUT DIO, I2Cを含む高性能I/O接続、およびフロントパネル上にデバイス状態を示すSPI. LEDインジケーターが備わっています。産業クラスDINレール組み込み型ボックスPCにはYocto Embedded Linux搭載で、ソフトウェアプログラム開発用の標準オープンオペレーティングシステムが用意されています。
IFB125は現在出荷可能です。詳細な製品および価格の情報は、当社グローバルサイトwww.axiomtek.com にアクセスしてご覧になるか、当社営業窓口 info@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
製品の主な特徴:
- RISCベース (i.MX6UltraLite)プロセッサ、@528 MHz
- オンボード256MB DDR3 SDRAM
- オンボード4 GB eMMC Flash
- SPIおよびI2C機能(3.3 V電源対応)
- 1 ワイヤレスソケット (Wi-Fiまたは3G/4G)
- 2 デジタル入力および1 デジタル出力
- 2 LANポート、1 ポートは電磁絶縁保護1.5KV
- ワイドレンジDC電源入力 (9 - 48V)、ターミナルブロック装備
- 即座に稼働可能なEmbedded Linuxオペレーティングシステム(Yocto)
- ファンレスおよびコンパクト設計
- -40°C~+70°Cの広範な動作温度