一連の高効率を有する画期的かつ信頼性のある産業コンピューター製品の研究、開発および製造にたゆまず専念する世界に知られるリーダーであるAxiomtekは、Intel® Pentium®プロセッサN4200およびCeleron®プロセッサN3350 (公式コード名:Apollo Lake)ベースのmini-ITXマザーボード、MANO310を発表しました。この組み込み型マザーボードは2基の204ピンDDR3L-1867 SO-DIMMソケットを装備、最大8 GBのシステムメモリが搭載可能です。またSATA-600およびM.2 SSDコネクタ各1基でSATAストレージ装置に対応します。A wide range input from 12V~24VというワイドレンジDC入力により、各種オートメーションおよび組み込み型アプリケーションにおける電源入力の選択肢が広がります。さらに、産業クラスmini-ITXマザーボードには1基のPCI Express x1スロットおよび1基のPCI Express Mini Cardスロットを装備、拡張機能を強化しています。HDMI、VGAおよび18/24ビットシングル/デュアルチャンネルLVDSを介して、トリプルディスプレイ表示に対応しています。新製品のMANO310は、オートメーション、小売業、デジタルサイネージ、医療およびその他産業用IoT関連アプリケーションに最適です。
当社、プロダクトPM事業部のプロダクトマネージャーMichelle Miは次のように述べています。「MANO310は、Intel® Apollo Lakeを活用したSoCで、エネルギー節約の利点およびコスト効果の高い選択肢を顧客各位に提供いたします。加えて、各コンポーネントはよく吟味されて、車載インフォテインメント、移動式キオスク、ゲーム、デジタルエンターテインメント、サイネージ、その他各種アプリケーションといった幅広い範囲の業務を扱うべく、MANO310が多機能かつ高性能の動作を維持するよう考慮されています。」
Axiomtek MANO310には、2基のRS-232/422/485ポート、4基のRS-232ポート、4基のUSB 3.0ポート、2基の内蔵USB 2.0ポート、2基のGigabit LANポート、8チャンネルデジタルI/O、および1組のPS/2キーボード/マウスを含む、幅広いI/Oインタフェースが備わっています。また、1基のSATA-600、1基のM.2およびSDXCにより、ストレージ要件が容易に満足させられるようになっています。Intel® Apollo Lakeベースの産業用mini-ITXマザーボードには1基のPCI Express Mini Cardスロットおよび1基のSIMカードソケットが備わり、3G/4G, GPS, Wi-FiおよびBluetooth接続が容易に行え、また1基のPCIe x1スロットにより拡張カードに柔軟に対応します。信頼性の高い動作を保証すべく、当マザーボードはコンピューターの動作エラーを検出して回復するウォッチドッグタイマー、および温度、電圧、ファン回転数その他をモニタリングするハードウェアモニタ機能も備えています。
Axiomtek製MANO310はまもなく発注可能となります。詳細な製品および価格の情報は、www.axiomtek.comへのアクセスまたはFacebook、 TwitterおよびYouTube経由でご覧になれます。
製品の主な特徴
- Intel® Pentium®プロセッサN4200 & Celeron®プロセッサN3350 (Apollo Lake SoC)
- 2 DDR3L-1867 SO-DIMMソケット、最大8GB
- PCI Express Mini CardおよびPCIe x1スロット
- 2 GbE, 4 USB 3.0および2 USB 2.0ポート
- 1 SATA-600, 1 M.2および1 SDXC
- 6 COMポート対応
- 12~24 VDC電源入力
- VGA, HDMIおよびLVDSでトリプル表示対応