一連の高効率を有する画期的かつ信頼性のある産業コンピューター製品の研究、開発および製造にたゆまず専念する世界に知られるリーダーであるAxiomtekは、Intel® Celeron®プロセッサN3350 (コード名:Apollo Lake)搭載のmini-ITXマザーボード、MANO311を発表いたしました。カスタマイズ可能なI/Oインタフェース、幅広い電圧レンジおよび驚きのグラフィックス性能により、市場への商品化の短縮および素早い導入を可能にする設計となっています。高機能のMANO311は、ヘルスケア、オートメーション、小売店、デジタルサイネージ、その他産業用IoT関連のアプリケーションに最適です。
Intel® Atom®ベースのMANO311は、1基の204ピンDDR3L-1867 SO-DIMMソケットを装備、最大8GBのシステムメモリに対応します。さらにオプションでは4GBへの縮小にも対応します。ストレージ装置用として1基のSATA-600コネクタ、1基のmSATAソケットおよび1基のSDXCスロットを搭載します。12V~24VというワイドレンジDC入力により、各種アプリケーションに対応する多様な電源入力選択が可能となります。さらに最新版mini-ITXマザーボードには1基のPCIe x1スロットおよび1基のPCI Express Mini Cardスロットを装備、拡張に対応します。デュアルHDMIおよびLVDSにより、トリプルディスプレイ機能も備えています。
当社、プロダクトPM事業部のプロダクトマネージャーMichelle Miは次のように述べています。「この薄型mini-ITXマザーボードはデュアルHDMI 1.4bポートを装備、解像度最大4K UHD (3840 x 2160 @ 30 Hz)は、ディスプレイ主体のアプリケーションに理想的です。4GBメモリ縮小オプションは振動の多い環境での選択肢を提供します。結論として、MANO311は優れた省電力、コスト効果の高い組み込み型ボードで、真の価値を発揮する高品質のmini-ITXボードをお探しの皆様に最適です。」
Axiomtek MANO311には、1基のRS-232/422/485ポート、5基のRS-232ポート、4期のUSB 3.0ポート、2基のUSB 2.0ポート、2基のGigabit LANポート、2基のHDMIポート、1基のLVDSポート、1基のeDPポート(オプション)、8チャンネルデジタルI/Oポート、および1基のPS/2キーボード/マウスを含む、多岐に渉るI/O インタフェースが備わっています。また1基のPCI Express Mini Cardスロットおよび1基のSIMカードソケット装備で、3G/4G, GPS, Wi-FiおよびBluetooth接続に対応します。またPCIe x1スロットにより、各種アドオンカードによる拡張も可能です。信頼性の高い動作を実現すべく、この産業用マザーボードにはウォッチドッグタイマーを装備、動作不良を検知、回復させ、ハードウェアモニタ機能により温度、電圧、ファン回転数なども見守ります。
Axiomtek製MANO311は、6月下旬より発注可能となります。詳細な製品および価格の情報は、www.axiomtek.comへのアクセスまたはFacebook、 TwitterおよびYouTube経由でご覧になれます。
製品の主な特徴
- Intel® Celeron®プロセッサN3350デュアルコア(コード名:Apollo Lake SoC)
- 2 DDR3L-1867 SO-DIMMソケット、最大8GBおよび4GBメモリ縮小(オプション)
- 1 SIMスロット、PCI Express Mini CardおよびPCIe x1スロット
- 4 USB 3.0および2 USB 2.0ポート
- 1 SATA-600, 1 mSATAおよび1 SDXC
- 6 COMポート(1基のRS-232/422/485)
- 12~24 VDC電源入力