信頼性が高く、かつ高性能で画期的な産業コンピューター製品の研究し続け、開発および製造にたゆまず専念する、世界の技術をリードするAxiomtekは、シンプルなデバイス-クラウド接続を対象とした、RISCベースDINレール・ファンレスゲートウェイ、IRU131をリリースいたしました。非常にコンパクトな組み込み型システムは、低消費電力NXP i.MX6UL Cortex-A7 528 MHzプロセッサを採用、さらにNI LabVIEWに対応しているので、ユーザーは計測アプリケーションのグラフィカルユーザーインタフェースを素早く効率的に設計できます。非常に小さなサイズおよびアクセス容易な設計であるため、IRU131は皆様が必要とされる様々な場所に導入することが可能です。加えて、このIoTデバイスは産業クラスIP40準拠で、CEおよびFCC規格に合格しています。
当社ソフトウェア&ソリューション部門の製品マネージャであるJessie Wu は次のように語ります。「IRU131は、非常にコンパクトで高性能の産業IoTゲートウェイで、機械のモニタリングおよび予測メンテナンスなど、パワフルで低消費電力IIoTアプリケーションの開発をサポートします。また、これによってマシンはインターネットに接続して相互に連携するのが容易になります。縦型のDINレールにより、小型キャビネットへ容易にインストール可能で、また各種高速転送入力/出力ポートも装備しています。IRU131は、-40°C ~ +70°Cというワイドな動作温度範囲かつ最大2Gの耐振動性を備え、過酷な動作条件に耐えることができます。9V ~ 48Vというワイド電圧レンジのDC電源入力およびターミナルブロック型コネクタにより、過酷な環境での使用にも適しています。起動してすぐ使用できるDINレールゲートウェイは、無人コントロールルーム、産業機械、無人駐車場、運輸機関キャビネット、その他、リモート制御およびモニタリング管理機能を必要とする各種アプリケーションを対象に設計されています。」
IRU131には、1個のシリアルポート (RS-232/422/485)、1個の10/100 Mbps LANポート、1個のUSB 2.0ポートおよび1個の2-IN/1-OUT DIOポートを含む、磁気絶縁保護機能付きマルチ内蔵I/Oポートが備わり、より強化された可用性および信頼性を実現しています。このファンレスDINレールには、2個のPCI Express Mini Cardスロットおよび1個のSIMカードスロットがワイヤレス接続性用に装備されています。加えて、オンボードで8GB eMMCストレージおよび512MB DDR3メモリが搭載されています。また、IRU131には組み込み型Linuxオペレーティングシステム、Yocto (Fido)がインストールされており、ソフトウェアプログラム開発用のオープンスタンダード・オペレーティングシステムが用意されています。
Axiomtek製IRU131は現在出荷可能です。詳細な製品および価格の情報は、当社グローバルサイト www.axiomtek.co.jpにアクセスしてご覧になるか、当社営業窓口info@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
製品の主な特徴
- RISCベース (i.MX 6UltraLite) プロセッサ528 MHz
- オンボードの512MB DDR3 SDRAM ․ オンボードの8GB eMMCフラッシュ
- 2 PCI Express Mini Cardスロット (Wi-Fi, 3G/4GまたはLoRa)
- 9 ~ 48 VDCのワイドレンジ電源入力、ターミナルブロック付き
- Embedded Linuxオペレーティングシステム (Yocto)
- -40°C ~ +70°Cのワイドな動作温度