Axiomtekは、Intel® Q370チップセット装備のLGA1151ソケット第8世代Intel® Core™ i7/i5/i3,Pentium®またはCeleron®プロセッサ (コード名:Coffee Lake) 搭載のATXマザーボードIMB520を発表いたしました。ATXマザーボードは4基の288ピンDDR4-2666/2400 DIMMで最大64GBのシステムメモリに対応します。Intel® Coffee LakeベースのIMB520は、拡張可能で高性能な各種機能を備えた、機能重視のマザーボードで、素早い導入を可能にします。全く新たなIMB520は、オートメーション、輸送、小売、医療およびその他産業IoT関連アプリケーションに理想的なソリューションです。
当社IPC部門プロダクトマネージャであるThomas Chuangは次のように述べています。「ATXマザーボードを対象とする市場の競争は激しいものがあります。IMB520の設計は、卓越した処理およびグラフィックス性能の要求を満たすのみならず、幅広いカスタム化およびフレキシビリティを考慮に入れてあります。IMB520には、1基のPCIe x16スロット、4基のPCIe x4スロット、1基のPCIe x1スロットおよび1基のPCIスロットを装備、フレームグラバーおよびモーションキャプチャカードおよびエッジベースのデータ取得カードに対応し、マシンビジョンおよび産業オートメーションアプリケーションに理想的なソリューションを提供します。また、高速データ転送に対応して2基のUSB 3.1 Gen2および4基のUSB 3.1 Gen1ポートを備えています。加えて、この産業クラスATXマザーボードはIntel® HD Graphicsを搭載、優れたビジュアル性能を実現します。DisplayPort, DVI-D, HDMI, およびVGA経由で3基の独立ディスプレイに対応します。」
ATXマザーボードは、4基のRS-232、2基のRS-232/422/485、Intel® EthernetコントローラI211-ATおよびIntel® Ethernet接続I219-LM対応の2基のGigabit LAN、6基のUSB 3.1、7基のUSB 2.0、DisplayPort、DVI-D、HDMI、VGA、8チャンネルデジタルI/O、1基のHD Codecオーディオ、1基のSMBus、1基のPS/2キーボードとマウスを含むマルチI/Oオプションを提供します。さらにIMB520は、RAID 0/1/5/10機能対応の4基のSATA-600 HDDを装備、信頼性、安定性およびデータ回復性能を強化しています。プラットフォームを跨いでも信頼性のある動作を実現すべく、よく考慮された設計の産業用マザーボードは、0°C ~ +60°Cという幅広い動作温度に対応します。また、ウォッチドッグタイマ、ハードウェアモニタリング機能、オプションでTrusted Platform Module 2.0 (TPM 2.0) を装備しています。
IMB520 – Axiomtek製の産業用マザーボード新製品は、2019年3月末から出荷可能になっています。製品詳細および価格情報は、当社グローバルサイトwww.axiomtek.co.jpへのアクセスでご覧になるか、当社営業窓口info@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
製品の主な特徴
- LGA1151ソケット第8世代Intel® Core™ i7/i5/i3,Pentium®またはCeleron®プロセッサ (コード名:Coffee Lake)
- 4 288ピンDDR4-2666/2400 DIMMで最大64GBのメモリ対応
- DisplayPort, DVI-D, HDMIおよびVGAインタフェース経由でのトリプルビュー対応
- RAID 0/1/5/10対応4 SATA-600
- 2 USB 3.1 Gen2および4 USB 3.1 Gen1ポート
- TPM 2.0対応 (オプション)