Axiomtekは、第3世代インテル®10nmプロセスを採用し、第11世代インテル® Core™ i7/i5/i3またはインテル® Celeron®プロセッサー (Tiger Lake U) を搭載した新しいファンレス多機能拡張型産業用エッジコンピューティング・プラットフォーム、IPC950を発表しました。強力な性能を提供するとともに、遠隔設備のリアルタイム監視および管理用のインテル®アクティブマネジメントテクノロジー (インテル® AMT) に対応し、セキュアプロセッサの国際規格であるTPM (Trusted Platform Module) 2.0に準拠し、スマートファクトリーやオートメーション分野のヘビーデューティーで・マルチタスクアプリケーションのニーズを満たします。
多機能な産業用組込みシステムIPC950の堅牢な本体設計は、-20℃ ~ +50℃の広範囲な動作温度と24V DC電源入力をサポートし、過酷で劣悪な動作環境にも耐えることができます。また、DINレール、本棚、ウォールマウントなどの柔軟な取り付けオプションを提供しています。さらに、4ポートRS-232/422/485モジュール (AX93511)、4ポート絶縁型RS-232/422/485モジュール (AX93516)、2ポート高速USB 3.0と2ポートRS-232/422/485モジュール (AX93519)、2ポート絶縁型RS-232/422/485と8-in/8-out DIOモジュール (AX93512) を含んで、4種類のI/Oスロットの組み合わせがあります。また、オプションのPCIe x4スロットは、マシンビジョン、モーションコントロール、データおよびビデオキャプチャカード (AX92320、AX92321、AX92322、AX92351) に対応し、システムインテグレーターに配線コストを抑えるソリューションを提供しています、または協力メーカーより、オプションとして互換性のあるPCIe x4スロットのモーション、ビジョン、その他のI/Oカードを参考できます。
新たに発売されたインテリジェントなファンレス・エッジコンピューティング・プラットフォーム、IPC950は、幅広いアプリケーションに対応する柔軟に拡張可能なI/Oウィンドウデザインを備えているだけでなく、第11世代インテル® Core™プロセッサーとインテル® Iris® Xeグラフィックスを搭載することで、処理・画像・AIパフォーマンスを大幅に向上させ、人工知能、ディープラーニングなど、高速処理、コンピュータービジョン、低レイテンシーの決定論的コンピューティングが必要とするアプリケーション向けに設計されています。また、フルサイズのPCIe Mini CardスロットとWi-Fi、Bluetooth、4G/LTEモジュールとのワイヤレス接続用のSIMカードスロットがそれぞれ1つ提供しており、無線通信用M.2 Key E 2230ソケット x 1、2.5インチHDD/SSDベイ x 1、M.2 Key B+M 2280ソケット x 1も搭載し、将来的なストレージニーズに対応します。
インテル® Tiger Lake U拡張型組込みシステムIPC950は、DDR4-3200バッファリングなしのSO-DIMMスロットx 2、最大64GBのシステムメモリ、フロントパネルにインテル®イーサネット・コントローラI225-LM対応2.5 GbE LANポート×1、インテル®イーサネット・コントローラI211-AT対応GbE LANポート x 2、RS-232/422/485ポート x 1、8CHプログラマブルDIOポート、高速USB 3.1ポート x 4、内蔵USB 2.0ポート x 1、DisplayPort++ポート x 2、ライン出力オーディオポート x 1、3ピンケーブル端子 x 1など、多様なI/Oインターフェイスを搭載しています。
アクショムテックの新型all-in-one組込みコンピューティング・プラットフォーム、IPC950は出荷をすでに開始しています。製品の詳細やテクニカルサポート、見積りが必要な場合は、アクショムテックウェブサイトwww.axiomtek.co.jpをご覧ください。
主な製品特色
- 第11世代インテル® Core™ i7/i5/i3 (Tiger Lake U) またはインテル® Celeron®プロセッサーを搭載
- 柔軟なI/Oウィンドウで、将来的に拡張の便利さを提供
- 無線通信用M.2 Key Eスロットをサポート
- DisplayPort++ディスプレイインターフェイスを2つ搭載
- TPM (Trusted Platform Module) 2.0をサポート
- インテル®アクティブマネジメントテクノロジー (インテル® AMT) をサポート