常に独創性、信頼性、そして効率性の高い産業用PC製品の開発と製造に邁進するアクショムテック社 (Axiomtek Co., Ltd.) は、今回自走式移動ロボット (AMR)、無人運搬車 (AGV)、オートメーションコントローラを対象として設計された、高性能ファンレス・エッジコンピューティングプラットフォームeBOX570をリリースいたしました。当製品には第13世代 Intel® Core™ i7/i5 (Raptor Lake P) またはCeleron® CPUが採用されています。堅牢な設計は-40°Cから高温70°Cの広範囲な動作環境に対応、8つの専用帯域幅USBポートを備え、ユーザーは十分な接続設備の選択肢が得られ、AIオートメーション分野において、圧倒的な優位に立つことができます。
「アクショムテックの最新ハイエンド・エッジコンピューティングプラットフォームeBOX570はIntel® vProテクノロジを採用、セキュリティとリモート管理機能を強化するのみならず、高効率な運営に最適です。このように優れた価格競争力を持つ高効率ソリューションは、AGV、AMRまたはオートメーションコントローラ等のアプリケーションにおいて、卓越した信頼性と最適な性能を提供し、産業分野での日進月歩のニーズを満たします。ホットなテーマであるESGに関しては、企業の社会責任および環境管理を任務と見なしてきたアクショムテックは、研究開発チームが設計段階でサステナビリティを考慮し、鉛フリーの素材を多用して環境への影響を低減させ、次世代のために一層グリーンな未来を確保します。」と、アクショムテックのAIOT製品企画部のJanney Leeは語ります。
堅牢型エッジコンピューティングプラットフォームeBOX570は、1つの260ピンで最大32GB対応のDDR4-3200 SO-DIMMシステムメモリスロットを装備、処理能力とメモリ性能を大幅に向上させます。また、1つの高速NVMeストレージ対応のM.2 Key M 2280スロット、1つのWi-Fi 6E対応のM.2 Key E 2230スロット、および1つのPCIe、USB 2.0とSIM信号対応のフルサイズPCI Express Mini Cardスロットを装備、各種拡張のニーズを満たします。システムの整合性と効率を向上すべく、トラステッドプラットフォームモジュールTPM 2.0に対応、セキュリティ機能とリモート管理性能を提供します。また壁マウント、DINレール、VESA等の多様なマウントパーツも採用、最適な機能と取り付けの利便性を実現します。
新製品のファンレス組み込み型コンピューターシステムeBOX570は12VDC電源入力を採用、デュアルGigabitイーサネットインタフェース、1つのウェイクオンLAN (Wake-on-LAN) とPXE Boot ROM機能対応のIntel® I210-IT、他方の1つはWake-on-LAN、PXE Boot ROMとIntel® AMT機能対応のIntel® I219-LMを搭載、リモート管理機能を強化しています。2つのRS-232/422/485、4つのUSB 3.2 Gen2x1 (10G) Type A、2つのUSB 2.0、2つの解像度4096 x 2160対応のHDMI 1.4b @30Hzインタフェース、1つの電源スイッチ、1つのリセットスイッチ、1つのリモートスイッチ、さらに2つのアンテナ開口部など、多機能を備えています。ソフトウェア分野では、Windows® 11 IoTおよびLinuxの主流オペレーティングシステムと互換性を有します。
現在既に量産していますが、より多くの製品情報、技術サポートや見積りなどについては、アクショムテック公式サイトwww.axiomtek.co.jpにアクセスなさるか、jpmarketing@axiomtek.com.tw宛にお気軽にお問い合わせください。
eBOX570の製品の特徴
- 第13世代Intel® Core™プロセッサ (Raptor Lake P) 搭載
- -40°C ~ +70°Cの広い温度範囲に対応
- 1つの最大32GBのDDR4 SO-DIMMシステムメモリスロット
- 8つのUSBおよび2つのCOM高速データ転送インタフェース装備
- 高速NVMeストレージインタフェース (M.2 Key M 2280) 対応
- Intel® vProテクノロジおよびトラステッドプラットフォームモジュールTPM 2.0を装備
- 自走式移動ロボット (AMR)、無人運搬車 (AGV)、AI自動車 (AIV) などのロボット応用分野に最適