高性能と高信頼性を兼ね備える革新的なPCベース産業用コンピューターの設計/製造において世界をリードする一社であるアクショムテックは、Intel® Celeron®プロセッサのクアッドコアJ1900およびデュアルコアN2807 (コード名:Bay Trail) 対応設計の新たなファンレス、低消費電力のnano-ITXマザーボード、NANO842を発表しました。ボード底部にあるDDR3L SO-DIMMソケットには最大8 GBのDDR3Lメモリが装着可能です。製品の動作温度は-20°C ~ +70°Cで、+12V DC入力で稼働します。この120 mm x120 mm産業組み込み型ボードには、デュアル表示対応HDMI、LVDSおよびVGAといった各種ディスプレイ出力が備わっています。Axiomtek NANO842は、組み込み型、産業用およびIoTアプリケーションに対応した理想的なソリューションです。
当社、プロダクトマーケティング事業部のプロダクトマネージャーMichelle Miは次のように述べています。「Axiomtek製の新製品nano-ITXシングルボードコンピューターNANO842は、高性能I/O、低消費電力、非常に小型のフォームファクターを備えた組み込み型ボードをお探しの方々にとって素晴らしい選択肢となります。また、顧客各位は幅広い動作温度およびファンレス動作が可能な優れた放熱設計の益を受けられます。この優れたグラフィックス性能のファンレス産業用マザーボードは、後部I/O上にデュアルチャンネル1/24ビットLVDS、VGAおよびHDMIポートを装備しており、デュアル表示にも対応しています。」
Nano ITXは、ほぼ4.7 x 4.7インチ四方というサイズのスモールファクターコンピューターマザーボードです。非常にコンパクトなNANO842には、フルサイズのスロットおよびハーフサイズのスロットという2基のPCI Express Mini Cardスロットが底部に備わっています。ストレージインタフェースにはボード端面に標準SATA-300コネクタを備え、フルサイズPCI Express Mini CardソケットではmSATAにも対応します。その他インタフェースには、5基のUSB 2.0ポート、1基のUSB 3.0ポート、2基のギガビットイーサネット、1基のRS-232/422/485、1基のRS-232、オーディオおよび8ビットプログラム化デジタルI/Oが含まれます。またハードウェアモニタ機能およびウォッチドッグタイマーがシステムの動作をスムーズにします。加えて、Intel® Bay Trial SoC nano-ITXマザーボードNANO842には、Infineon TPM 1.2セキュリティチップセット搭載でユーザーのデータ保護を強化しています。クアッドコアのファンレス組み込みプラットフォームは、Windows® 7/8.1/10オペレーティングシステムで動作します。
Axiomtek新製品NANO842は、2016年2月初旬に出荷予定です。当社は幅広い高性能IoT & M2Mソリューション、ネットワークコミュニケーションプラットフォーム、産業用パネルPC、システム&プラットフォームおよび組み込み式ボード&モジュールソリューションを提供いたします。詳細な製品および価格の情報は、jp.axiomtek.com.twへのアクセスまたはFacebook、TwitterおよびYouTube経由でご覧になれます。また当社営業窓口jpmarketing@axiomtek.com.twまでお気軽にご連絡ください。
優れた製品機能
- Intel® Celeron®プロセッサJ1900 (2.0 GHz) またはN2807 (1.58 GHz) (Intel® Bay Trail SoC)
- ファンレス動作での幅広い動作温度-20°C ~ +70°C
- 1基のDDR3L SO-DIMMで最大8 GBのメモリ容量
- 5基のUSB 2.0ポートおよび1基のUSB 3.0ポート
- 2基のCOMおよび2基のギガビットLANポート
- 2基のPCI Express Mini Cardスロット
- マルチ表示出力: HDMI、LVDSおよびVGA
- +12V DC電源入力